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空母と駆逐艦

2016年03月31日 14:49

 「守るべきは守り、攻めるべきは攻め」は、「守るべきものは守り、変えるべきものは変える」と同義語でしょうか。
コンプライアンスが、「守るべきは守られず、攻めるべきは攻められず」が近年の大企業かもしれません。

 あまりに、上場会社はコンプライアンスに拘束されてヒステリックになり、経営判断が遅くなり、
変革できないでいるのではないでしょうか。

 空母は、方向転換できず、駆逐艦は方向転換も容易なので、空母は大企業型経営で、
駆逐艦は中小企業型経営を連想します。

 護送船団方式で、金融機関は守られて経営体力・競争力に欠けることとなった。
護送船団方式という過度の警備保護は、いつかは崩壊します。

 企業は、「軍艦行進曲」の歌詞に「守るも攻めるも黒鉄(くろがね)の、浮かべる城ぞ頼(たの)みなる・・・・ 」とありますが、
守るも、攻めるもが、よいのかもしれません。

 大企業は、大企業病で、「おみこし経営」で方向定まらず、ぶら下がっている社員が多くなるが、
中小企業は「ボート経営」で競艇エイトの艇長(スキッパー)指揮の号令で、一直線で進まなければいけない。

 面舵(おもかじ)とは、舵を右に船首を転じること、取舵(とりかじ)とは、舵を左に船首を転じることをいいますが、
面舵・取舵もいっぱいにしないで、進行方向をさだめ、操船して早い経営判断をしなければならない。

 舵とりは、面舵・取舵でも、舵をきってください。
でもたまには、船はドックで修理して休め、アンカーを降ろして停船しましょう。

 私は、気持ちはいっぱい、ビールを一杯です。

 平成28年3月31日
  小関勝紀
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