7月のコラム:空木(うつぎ)の白い花

2010年06月30日 18:15

ゴルフ場で、フェーアウェーイに真っ白な花弁が散っていて、ゴルフボールを探すのが、大変でした。
キャディーさんに、何の花か尋ねると、「うつぎ」という。さっそく百科事典で調べると、空木を
別名、卯の花、雪見草という。

「夏は来ぬ」(作曲 小山作之助、作詞 佐々木信綱)という唱歌は、この卯の花の歌詩です。
「卯の花の匂う垣根に時鳥(ホトトギス)早も来鳴きて忍び音もらす夏は来ぬ」 という歌詩の歌を、
皆さん歌ったことがあるのではないですか。
ホトトギスの声を聞いて田植えが始まる合図でもあるのです。

歌詩には、季節感があります。
「からたちの花」という、北原白秋の唄に、白い白い花だよー
「白い花の咲く頃」という、岡本敦郎の唄もありましたね。
「匂う・にほう」で、思い出すものに、
「あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとくいま盛りなり」、
「いにしへの奈良の都の八重ざくらけふ九重ににほひぬるかな」
「東風ふかばにほひおこせよ梅の主なしとて春は忘れそ」
といろいろあります。

四月を卯月というのも、旧暦では、六月であるため、卯の花が咲く頃なので、卯月と名づけられた
とある。
これから咲き誇る白い花に、沙羅の木(=雪椿)、くちなしの花、といろいろありますが、何か哀愁を
感じます。
散歩していたら、半夏生(=半化粧)の植物がありました。半化粧とは、花魁(おいらん)が首筋に白く
塗る白粉から、またこの時期(6月21日は夏至)から半夏生と名づけられたとのこと。
おからを炊めた料理を「卯の花」ともいいます。
白い花の多いことには、面白いほどあり驚きますね。

平成22年6月30日
小関勝紀
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