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戦争の終結

2022年03月30日 16:20

日本の大東亜戦争の終戦記念日は、昭和20年1945年8月15日ですが、
昭和天皇の玉音放送が、ドラマでは必ず「堪え難きを堪え、忍び難きを
忍び~」と、国民が被(ひざ)ざまついて泣きながら聞くシーンが出てくる。

この玉音放送は、こんな短い言葉でないので、説明する事は出来ませ
んが、最初の言葉は「朕(ちん)、深く世界の大勢と帝国の現状とに鑑み、
非常の措置をもって時局を収拾せんと欲し、ここに忠良なるなんじ臣民に
告ぐ~から始まり、~なんじ臣民それよく朕が意を体せよ。」と最後の言葉
となるが、後半くらいの言葉に「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」とあり
ます。

敗戦直後まで日本も、「鬼畜米英」と叫びながら戦争をしていたのです。
また玉音放送の言葉の中に、「朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対し、
その共同宣言を受諾する旨通告せしめたり。」とあるが、「支」は中国、
「蘇」はロシアであるが、そのロシアがウクライナを支配するための侵攻、
中国は香港、台湾、チベット、内モンゴル、新疆ウイグル自治区、日本の
尖閣諸島を支配するために画策しています。

中国での侵略は、「昨日のチベット、今日の香港、明日の台湾」と言われ
ているが、明後日の尖閣諸島となりかねません。

私は、20年位以前樺太(サハリン)に旅行したことがありますが、旧日本領
なので、戦前の港はそのままの利用、王子製紙の工場は何かの製造工場、
北海道拓殖銀行の建物は美術館、日本の支庁は博物館、民間の居住用
建物はそのままの状態でロシア人の住まいとして利用、マーケットには鮭の
燻製ばかり、日本の中古車とかなり貧しいと感じました。

私の子供時代には、北海道様似町の漁師は、港の漁船のエンジンをかけ
ながら、日ソ漁業交渉の漁獲量の締結を待って、家族、親戚、知人に紙テー
プで見送られながら、歌謡曲がスピカーから流れるなか、一斉に出港した
思い出があります。

戦前は日本領土なので、自由に千島列島、樺太まで漁業していましたが、
今は日ソ漁業交渉の機会はあるが、漁獲できず、戦後からはソ連に拿捕
(だほ)されていました。不可侵条約を無視して北方領土に侵略して勝手に、
北方領土を取り上げられ、引き揚げた人々からは、「あのロスケ野郎」と
言っていました。
この私恨は、日本人と同じくウクライナ人も抱くものと思われます。
あのペレストロイカのゴルバチョフ大統領のとき、アメリカがアラスカを買っ
たように、ソ連の経済危機のとき北方領土を、竹下首相の時代に市町村に
一億のばら撒きの金で買えたかもしれない。
早速、ロシアは3月22日日本がロシアに対しG7と経済制裁に足並みをそろ
えたと、「日ソ平和条約締結」交渉を継続しないと通告してきました。
ある国会議員から、戦後シベリア抑留された兵隊の中で、エリートといわ
れる人は、強制労働はしないで共産主義を毎日洗脳されて、ポッダム宣言
では日本に帰還した時は北海道小樽に共産党本部を設置してオルグ活動
要因として活動することを条件として、北海道はソ連の領土・属国としない
事とし、日本の領土として残ったとの事という話を聞きました。
だから、私の北海道の子供時代は日教組、北教組が強く、卒業式、入学式
で「君が代」を斉唱したことはありませんでした。
また、子供時代の話ですが、ソ連の核実験で、黒い雨が降りそそぐので、
頭が濡れると頭が禿げるので帽子をかぶるように指示させられました。
日本の漁師の漁場・日本の防衛にとっては、二百浬(にひゃくかいり)の
制限があるので、北方領土問題、尖閣諸島問題、竹島問題を真剣が考え
なければなりません。

私はフォークソングの歌にある「戦争を知らない子供たち」という、団塊の
世代であるが誰でも戦争は知りたくないが、今の日本国民は平和ボケして
います。
危機意識がなく、利己主義者が横行し、偉そうにクレマーが多くなりました。
戦後他国での、近隣国では朝鮮戦争、ベトナム戦争、内戦、侵略等と絶え
ることなくありました。
国際法、国際司法裁判所、国際連合で反対しても、戦争になれば全部皆無
となります。
日本という自分の国を防衛するだけの憲法を改正しなければならないと考え
ています。
どんな形でも、プーチン大統領、ゼレンスキー大統領が「戦争の終結」を宣言
することを切に望みます。

結局、戦争は経済戦争で、資源、食料に始まる領土の侵略で、国、家族、親族、
社会も心が貧しく利己主義だから争いをするのです。
日本の人口構成から、これからは増々「戦争を知らない高齢者たち」ばかりに
なります。

令和4年3月31日
                                           小関勝紀

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