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母死す

2021年12月28日 11:23

新年あけましておめでとうございます。

新年早々縁起の悪い題で申し訳ございません。

母アイ子は大正14年生まれの96歳で令和3年12月6日息を引き取った。
父保勝大正13年生まれの96歳で、昨年令和2年12月5日に亡くなった。
父の一周忌を11月13日に執り行ってホットしていたが、母アイ子は追う
ように亡くなった。
戦後の昭和21年頃結婚したものと思われますが、青春時代は戦争で、
戦後の貧しさの中での生活していたのですが、貧しさから逃れようと
必死に生活していたものと思われます。
昨年はコロナ禍のなか父の通夜は出来ず、告別式は近親者だけで執り
行ったが、母はコロナも解禁となり通夜、告別式は執り行う事としました。

でも通夜のお清めのおもてなしは、葬儀屋からはしないでほしいとの事
で、中止しました。
喪主の私のお別れの挨拶の言葉に、二人の両親を無事に見送ることが
出来た事は、私の終活の一つが終わりましたと話しました。

我が小関家では、初めての不幸なので、墓がまだありませんでしたので、
所沢に五輪塔の墓を建立したので、二人とも納骨はできるようになりました。

我が小関家は、昭和39年4月北海道様似町の日高本線始発駅から皆に
送られて、東京に移転することとなったが、母の意向がかなり強く働いた
決断と思っている。
両親とも、東京には来たこともないのに、よく決断したものと思います。
もし、東京に移転しなければ、私も東京で仕事をしていないと思います。

人の誕生は、自分の意思では選択できないが、人の死亡はある程度は
自分の意思で選べる事が可能です。

冗談で、PPKでなくNNKで死にたいと言っていますが、PPKとはピンピン
コロリ、NKKとは寝(N)たきり、認知(N)のコロリで、PPKを合言葉にウォー
キング等体には気を付けていますが、私の場合はどのように亡くなりますか。

人間生まれるよりも、亡くなる方が葬儀、相続の手続きで大変な手間です。
母なる大地、母なる海、地母神と母は讃えられるが、父なる空と父は言わ
れるだけです。

日本神話で女神は「イザナミ」、男神は「イザナキ」というが、男女が誘う(い
ざなう)ことが語源とのことです。
また、妻は山の神・稲妻として怖がれる存在でもあります。

改めて仏説父母恩重経(ぶつせつふぼおんじうきょう)の経典を唱え心を改めます。
              
令和3年12月31日
                                        小関勝紀 

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