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土偶・埴輪

2018年10月01日 09:47

特別展「縄文一万年の美の鼓動」と東京国立博物館で、縄文時代の土偶展を
行く予定でいたら、9月2日をもって開催が終わってしまった。

土偶と埴輪の相違は、同じ土の焼き物ですが、第一に時代的には土偶は縄文
時代、埴輪は古墳時代、第二に発見場所は、土偶は集落の住んだ跡、祭り・儀式
をした暮らしの場、埴輪は有力者の墓である古墳からそれぞれ発見され、第三
に扱われ方ですが、土偶は女性を表し妊娠した姿が多く、安産・豊穣を祈った
精霊の姿を表し、祈り・儀式に関係して意図的に壊されてものが多く、また埴輪
は古墳の副葬品で、権力者の功績を表し埋葬されたもので現物が出土します。

土偶の縄文時代は平等社会、埴輪の古墳時代は権力社会ですから、土偶を作
る人は一般人、埴輪は工人で専門家が作ったものです。

土偶展に行きたかったのは、先日知人で、61歳女性が第二子を出産したと、
電話連絡もあり、また別の知人が佐渡の「鼓動」での和太鼓を演奏していた人と、
偶然浅草で声を掛けられたりで、妊娠=「出産」とこの特別展のタイトル=「鼓動」
の事もありで、急に特別展を見学に行きたかったのですが終了して残念です。

この出産した女性は、第一子を59歳での出産にも驚いたが、第二子を61歳での
出産には、またまたの驚きでした。縄文時代は子孫繁栄であり、女性の出産は、
命がけであった時代ですから、土偶は、女性が圧倒的に多いのは、出産時に
妊婦さんが握り絞めて出産に臨んだのではないかとの、推測があります。

博物館で土偶の原寸大の確認、土偶のレプリカを購入したいという意図もありました。

土偶も、埴輪も現代の元祖ゆるキャラか、フィギュアの源流を感じる。特に
遮光器土偶は、宇宙人を連想させる。文字のない時代のことは謎ばかりで、
目的、材質、道具等と想像力をかき立てられる。

岡本太郎さんも、土偶の造形美から、大阪万博の太陽の塔、その他の絵の作品に、
影響を与えているといわれております。

古墳、兵馬俑、ピラミッドも権力者は、一族郎党を墓に引連れ、一人で死ねない
のか、色々のものを一緒に葬っています。「ゆりかごから墓場まで」というが、人間は
墓場まで権力を誇示したいものなのか。生前に、はかばかしい活躍をしたら思い
残すことはないものです。

平成30年9月30日

小関勝紀
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