2014年01月28日 21:32
前回についで午年に因んでの第二弾です。
有馬記念優勝馬オルフェーヴルが、種牡馬として、五歳で無事引退した。
「無事之名馬」です。
馬主であった、小説家の菊池寛が、「無事之名馬」といった言葉ですが、
九世紀半ばに、中国の臨済義玄か開いた仏法の一宗派に、臨済宗があるが、
その「臨済録」の中に「無事之貴人・きにん」を名馬と言い換えた言葉です。
まさに「無事之オルフェーヴル」であった。
都知事選挙の下馬評では、誰が当選するかといわれる、
「下馬評」とは、下馬先で主人を待ちながら、お供の者が噂や評判を交わしていたことから
「下馬評」と言われるようになった。
因みにエイトのボートレースでも、着順の予想は、土手評といいます。
近年、田舎の北海道・日高の牧場で見かける光景ですが、鹿が異常繁殖して、
牧場で鹿とサラブレッドが一緒に草を食んでいるのです。
馬と鹿で、まさに「馬鹿」である。
牧場にとっては鹿に牧草をたべられ、馬の食べる牧草がなくなるので、公害問題です。
「馬鹿」とは、サンスクリット語で「無知」を意味する「baka」「moha」の音写
「莫迦・ばくか」「募何・ほか」が転じたとされている当て字と考えられている。
馬鹿につける薬なし、先生といわれるほどの馬鹿でなしといわれないようにしましょう。
馬酔木・あせびという、ツツジ科の低木の樹木があるが、馬が食べると酔って立てなくなることから、
「馬酔木」というそうですが、その光景は見たことがない。
明治時代の短歌雑誌に、「馬酔木」という名前のものがあった。
馬頭観音とは、サンスクリット名ハヤグリーバー(hayagriva)の訳で、
六観音の一つで、頭上に馬頭をいただいていることから、
六道の一つの畜生界を済度するといわれ、馬の守護神として広く信仰され、
また馬が濁り水を飲み尽くし、雑草を食い尽くすように、
衆生の煩悩を断尽するとされることからも信仰される。
馬頭観音で、罵倒観音ではありません、
馬蹄であるハート型の蹄鉄を車のフロントに取り付けるのは、馬は人を踏まないという縁起からです。
また、外国では、玄関ドーアにハート型の馬蹄を取り付けますが、
上向きの逆にとりつけなければ幸福は逃げてしまうので、下に向けないように取り付けます。
「将を得んとすれば、まず馬を射よ」といいますから、目標を間違いないようにしたいものです。
今年も人馬一体となって、「馬力」を出していきましょう。
平成26年1月31日
小関勝紀
有馬記念優勝馬オルフェーヴルが、種牡馬として、五歳で無事引退した。
「無事之名馬」です。
馬主であった、小説家の菊池寛が、「無事之名馬」といった言葉ですが、
九世紀半ばに、中国の臨済義玄か開いた仏法の一宗派に、臨済宗があるが、
その「臨済録」の中に「無事之貴人・きにん」を名馬と言い換えた言葉です。
まさに「無事之オルフェーヴル」であった。
都知事選挙の下馬評では、誰が当選するかといわれる、
「下馬評」とは、下馬先で主人を待ちながら、お供の者が噂や評判を交わしていたことから
「下馬評」と言われるようになった。
因みにエイトのボートレースでも、着順の予想は、土手評といいます。
近年、田舎の北海道・日高の牧場で見かける光景ですが、鹿が異常繁殖して、
牧場で鹿とサラブレッドが一緒に草を食んでいるのです。
馬と鹿で、まさに「馬鹿」である。
牧場にとっては鹿に牧草をたべられ、馬の食べる牧草がなくなるので、公害問題です。
「馬鹿」とは、サンスクリット語で「無知」を意味する「baka」「moha」の音写
「莫迦・ばくか」「募何・ほか」が転じたとされている当て字と考えられている。
馬鹿につける薬なし、先生といわれるほどの馬鹿でなしといわれないようにしましょう。
馬酔木・あせびという、ツツジ科の低木の樹木があるが、馬が食べると酔って立てなくなることから、
「馬酔木」というそうですが、その光景は見たことがない。
明治時代の短歌雑誌に、「馬酔木」という名前のものがあった。
馬頭観音とは、サンスクリット名ハヤグリーバー(hayagriva)の訳で、
六観音の一つで、頭上に馬頭をいただいていることから、
六道の一つの畜生界を済度するといわれ、馬の守護神として広く信仰され、
また馬が濁り水を飲み尽くし、雑草を食い尽くすように、
衆生の煩悩を断尽するとされることからも信仰される。
馬頭観音で、罵倒観音ではありません、
馬蹄であるハート型の蹄鉄を車のフロントに取り付けるのは、馬は人を踏まないという縁起からです。
また、外国では、玄関ドーアにハート型の馬蹄を取り付けますが、
上向きの逆にとりつけなければ幸福は逃げてしまうので、下に向けないように取り付けます。
「将を得んとすれば、まず馬を射よ」といいますから、目標を間違いないようにしたいものです。
今年も人馬一体となって、「馬力」を出していきましょう。
平成26年1月31日
小関勝紀
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