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カラスの勝手でしょ

2013年06月28日 16:45

 カラスは自分の死骸を見せないといわれるが、自宅庭にカラスの死骸があり、庭に埋めたとのこと。
まったく自分の死場所をえらばないから、「カラスの勝手でしょ」となった。

 それも、愛犬テツの6月8日(平成22年6月8日)の命日に、眠っている同じ庭を死場所を選ぶとは。
洒落で、テツでさえ、「棒犬哲信経女」という戒名を付けたので、このカラスにも言い分があって、
縁があるかもしれないので、戒名をつけることとなり、さっそく考えました。

 「三具足八咫烏鳥士」「さんぐそくやたがらすちょうし」という、戒名とした。
我ながら三本足の烏から立派な戒名を思いつき考えて、付けたかなと思っている。
テツも、「犬も歩けば棒に当る」から「棒犬」とつけたが、テツより、立派な戒名ではないか。  
烏から、お布施を貰いたいくらいである。

 烏は、大変賢く会話は出来るし、行水するくらい綺麗好き、危機を感じると集団で行動する。
「鵜の真似をする烏」、「今泣いた烏がもう笑う」「烏の行水」「権兵衛が種まきゃ烏がほじくる」
「烏の啼かぬ日はあれど」と、我々と日常密着しているから、いろいろと言い方がありますね。

 戒名の三具足とは、仏具の呼称の一つで、香炉、燭台、花立の各一つずつ一組となる仏具の事。
八咫烏とは、日本サッカー協会のマークにもなっている、日本神話で、神武東征の際に、
高皇産霊尊によって神武天皇の元に遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる烏である。

 一般的に「三本足」の烏として知られた古くよりその姿絵が伝わっている。
私も「烏合の衆」「猿に烏帽子」とならないように、心掛けます。
海かもめと烏の喧嘩、ゆりかもめと烏の喧嘩では、見学していると烏が負けます。

 京都に烏丸という地名、烏山という地名がありますが、不気味で、
ガアガアとうるさく泣くが地域密着していることを不思議に思います。
もっとも「鳩山」という苗字があるくらいですから。

 烏の取り扱いが難しく苦労するから英語で「Crow」苦労というのか、
色が黒いから「Crow」というのでしょうか。

平成25年6月30日
 小関勝紀
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