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わたしはカモメ・わたしはヤモメ

2011年07月01日 11:00

NHKのラジオを聞きながら、時々ウォーキングをしていす。
きょうは何の日というコーナーで、1963年(昭和38年)6月16日ソ連の
テレシコワ少佐という、女性初の宇宙飛行士が、ウォストーク6号から、
「わたしはカモメ」という通信メッセージが全世界に伝えられた日と放送していました。

このメッセージは、私も高校生でしたが、人間が宇宙に行く時代になったのだと
思うと同時になんで「カモメ」なんだろうと、長らく疑問でした。
そして、ウォーキングの道端には、「ゆりかもめ」がいるのです。
たびたび、カラスとゆりかもめが、縄張り争いで喧嘩をすると、ゆりかもめが勝つのです。
北海道でも、うみかもめとカラスの喧嘩でも、うみかもめが勝ちます。
かもめは強いから「わたしはかもめ」と言ったのかとも思っていました。

どうも、アントン・チェーホフの戯曲・小説に「かもめ」というなかで、
主人公の女性が「わたしはかもめ」というセリフがあります。
これを引用したのかと、感じています。
「わたしはかもめ」でなく「わたしはやもめ」という人は多いと思いますが、
「男やもめに蛆(うじ)が湧く」「女やもめに花が咲く」といわれるが、亭主を亡くした、
居なくなった女性は、どうして元気になるのかわからない。
 「やもめ」の語源は、話が長くなるので、各人調べてください。

いま、東北の被災地では、「蠅」と「蚊」が異常繁殖しているとのことですが、
蛆は蠅の幼虫ですが、うるさい「五月蠅」と言われそうなので、これにてお終ります。

平成23年6月30日
小関勝紀
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