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5月のコラム:御柱祭りで思い出す、数値のいわれ

2010年05月01日 10:00

日本の野球選手は、42番という背番号を「死に」として、つけないが、MBLでは、
今月15日に全30球団の選手、コーチ陣、審判員の全員がこの「42」の背番号をつけて、
ゴジラ、イチローもプレーをしました。
MLBでは、黒人初のメジャーリーガーであるジャンキー・ロビンソンを讃えて、
15日にデビューした日、この永久欠番となった背番号をつけてプレーしました。

本年、諏訪神社で七年振りに御柱祭りが挙行された。樅の木の、「木落とし」で、
例年死者がでますが、今年もやはり死傷者がでました。
伊勢神宮の20年ごと、式年遷宮でも伊勢の「御木式・おきひき」が行われます。
「木」という字は、十と八からなっており、弥陀の十八願を表わすといわれる。
歌舞伎の演技でも、「十八・おはこ」といわれる。

また、「米」という字は、上から詠んでも、下から詠んでも十八を表わし、八十八となる。
また、88回手間がかかるから、米という説もある。四国遍路のお札参りの巡礼は、
第一番札所・霊山寺から第88番札所・大窪寺の結願をもって八十八箇所巡礼するともいわれる。

「5」は陰陽五行説から、「東西中南北」、「春 夏 土用 秋 冬」、
「木星 火星 太陽 金星 月」、「肝臓 心臓 脾臓 肺臓 腎臓」、
「青赤黄白黒」、「空風火水地」、から動物の足指、手指は五本からなる。

「7」は満月から、新月のサイクル、満潮から干潮のサイクルで、血が動き女性は月経のサイクル、
受胎から出産までの十月十日は、7日の45週で315日、法要は七日の初七日から、
7×7=49日法要(別名77法要ともいう)と、七日サイクルで法要がある。

「6」は一月を睦月といって、南無阿弥陀仏の六文字から、御六字として、睦月・むつきといわれる。
「48」は、弥陀の四十八願から、「あいうえお~」、サンスクリット語の
「いろはにほ~」は48字からなる。「あ」から「ん」で、阿吽の呼吸といって、
生まれてから、死ぬまで、しっかり生きなさいと、怖い顔で睨みつけている。
赤穂浪士の討ち入りは、48人で行う予定が、当日一人減り47人になり四十七士となった。
また相撲の技は、四十八手からなる。AKB48は新しいところ。

四苦八苦は4×9=36、8×9=72で、除夜の鐘を108回突いて、煩悩を祓うといわれる。
また108は、人間の骨は108個からなり、茶道の「茶」の字は、草冠を現し十と十の
八十八で108となる。
新茶の出る今頃の季節は、唄の文句にもあるように「夏も近づく八十八夜~」となります。
一年間は365日から、人間の平熱を36.・5分と、最初のドルの相場を円の円周率から、
1ドル360円と決めたとのこと。
一から出直そう、一歩後退二歩前進、一日一膳365歩のマーチ
国の予算は、数詞は「兆」の単位までは、皆様は知っているかと、思われますが、
その先の数詞を後記に示しました。

                                                          平成22年4月30日

江戸時代に吉田光由が完成した、日本の数詞
一、十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、禾矛(じょ)、穰、溝、澗、正、載、
極、恒河沙(ごうがぁしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議、無量、大数
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